万が一への備え(Protection)
万が一に備えてどれだけのお金を準備すべきか、自信を持って言える人は少ないです。将来をすべて見通すことが難しいからです。しかし、その時になって自分や遺族が慌てないよう、早いうちに準備することが大切です。まずは3-6カ月分の生活費を用意しましょう。病気になったり、職を失ったりしても一定期間を問題なく過ごせるお金があれば、不安が和らぎます。
その上で、自分に適用される保障を確認しましょう。日本は国民皆保険・皆年金で、すべての国民が公的な保険・年金制度に加入しています。力強い味方は、公的年金保険の遺族給付です。勤務先での死亡退職金や特別弔慰金の制度の有無も重要です。これらの保障を確認した上で、必要であれば民間の生命保険などへの加入を検討するとよいでしょう。大切な人のために、遺言書を作成しておくこともポイントです。
民間保険・職場の福利厚生よりも公的保険が重要な理由とは?
ある日突然やってくる病気やケガ、介護、死亡などのリスク。こうしたリスクに備えようと民間保険を検討する人は多いでしょう。あるいは、職場の福利厚生で役立ちそうなのはないか、勤め先の総務部門に尋ねた経験があるかもしれません。しかし、それよりも重要なのが「公的保険」です。その理由について、ご説明します。
保険で備えるべきリスクと保険がいらないリスク
世の中にはたくさんの保険があります。それらの保険で備えるリスク(危険)には、発生する頻度が高いものもあれば、低いものもあるでしょう。しかし、すべてのリスクに備えることは難しく、費用の面でも現実的ではありません。どんなリスクを保険で備えるべきなのか、ご紹介します。
住宅ローンを借りたら生命保険を見直そう
住宅ローンを借りる(組む)際には「団体信用生命保険(団信)」への加入が一般的です。住宅ローンを借りることで、加入している生命保険の保障内容が重複するかもしれません。賢くお金を使うためにも、住宅ローンを借りた後は生命保険の見直しを考えてみましょう。どのように見直すべきなのか、お伝えします。
民間の生命保険は不要?公的年金“保険”を理解しよう
公的年金は正確には「公的年金保険」といい、国が提供します。民間の生命保険などと同じく病気やケガ、死亡などのリスクに備える保険の一種で、必ずしも老後に受け取るだけではありません。仕組みを理解すれば「民間の保険に入りすぎている」と感じる人もいるかもしれません。詳しくご説明します。
万が一の時に職場から受け取れるお金とは?
病気やケガ、介護、死亡などのリスクは公的な保障、職場の保障、自助努力の順番で備えることが大切です。会社員や公務員の方であれば、万が一のことがあった場合に職場からの給付も受けられます。より詳しく確認しましょう。
収入が突然なくなった!そんな事態に備えるには?
ある日突然収入の道が閉ざされてしまった――。そんな時でも困らないよう、当面の生活費はしっかり確保できているでしょうか? こうした緊急時に生活費として備えておく資金を「エマージェンシー・ファンド(緊急資金)」といいます。
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家計管理(Budget)
家計の収支(キャッシュフロー)を把握し、健全化を図るのが家計管理(Budget)の大事な役割であり、フィナンシャル・ウェルビーイングの出発点にもなります。
負債(Debt)
負債(Debt)は主にローン(借金)のことです。ローンにはさまざまな種類があります。ローンについて理解し、賢く利用することが適切な家計管理につながります。
資産形成(Savings)
資産形成(Savings)は将来の家計管理と言えます。これから先に起こるライフイベントを踏まえてお金の使い道(ゴール)を定め、プランに沿ってお金を貯めます。
万が一への備え(Protection)
病気やケガで働けなくなった場合への備え(Protection)はとても重要です。もしもの時に慌てないよう、公的保障制度や民間の保険などへの理解を深めましょう。