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2024年上半期 マーケット展望

2024年は世界的に景気停滞感が強まるという見方が多いですが、各国・地域において見通しはそれぞれ異なります。産業別、アセットクラス別にも停滞か、持ち直すか、上昇基調に転じるか、政策の影響を読み解く必要があります。そこで運用会社8社の金融専門家に2024年前半のマーケットビューをヒアリングした結果をまとめてご紹介します。今後の市場を左右するテーマや企業を取り巻く環境などについてコメントをどうぞご参考ください。

フィデリティ投信

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2024年6月末までの見通しとして、米国経済の景気拡大は続くと考えています。
リスク要因として、日銀の政策変更、地政学リスク、中国景気減速傾向、米大統領選挙があると考えます。
先進国は相対的に投資対象先として魅力度は高く、アセットクラスとしては中小型・割安株式に期待が持てると予想しています。

<株価>2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
TOPIX 2,300 ~ 2,500
日経平均株価 33,000 ~ 35,500
S&P500 4,500 ~ 4,700
香港ハンセン指数 15,000 ~ 17,000

<為替> 2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
米ドル/円 135 ~ 155
ユーロ/円 145 ~ 165
ポンド/円 170 ~ 190
豪ドル/円 90 ~ 100

2024年上半期 金融市場の天気図


 

フィデリティ投信ファンド一覧

大和アセットマネジメント

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2024年上半期で相対的に魅力度の高い資産は株式です。中でも引き続き中長期的な成長性が評価されることで、インド株が良好なパフォーマンスを上げると予想しています。一方、欧米、あるいは一部新興国などでは、インフレ鈍化傾向の定着により、利下げ観測の高まり、あるいは利下げの実施が見込まれることから、例えば米国、ユーロ圏、ブラジル、メキシコなどは、債券も投資魅力があると考えています。なお、J-REITは引き続き利回り面の優位性から、日本国内投資家にとっては魅力度の高い状態が続くとみています。

<株価>2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
TOPIX 2,100 ~ 2,500
日経平均株価 28,000 ~ 35,000
S&P500 3,700 ~ 5,000
香港ハンセン指数 15,000 ~ 20,000

<為替> 2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
米ドル/円 138 ~ 152
ユーロ/円 150 ~ 167
ポンド/円 172 ~ 192
豪ドル/円 92 ~ 102

2024年上半期 金融市場の天気図


 

大和アセットファンド一覧

野村アセットマネジメント

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2024年6月末までの相対的に魅力度の高い国やアセットは以下であると考えています。
インフレ鎮静化の確度が高まりつつあるなか、世界の中銀による利上げは終了する公算が大きいとみています。このため世界的に「債券」への投資妙味が高まると考えられます。また、緩やかな経済成長とインフレ鈍化が併存する「適温経済」が続くとみられるなか、市場では米企業を中心に良好な業績見通しが期待されています。とりわけ米ハイテクセクターの業績拡大が本格化するとみられることから、「米大型テック」の更なる上昇が想定されます。
一方、国内では「デフレ脱却期待」、「企業改革進展期待」が高まっている状況であり、海外投資家による日本株への見直し買いも引き続き継続するとみています。24年前半は日本株の史上最高値更新に向けた助走期間になるのではないでしょうか。
*当資料は、一部個人の見解を含み、会社としての統一的見解ではないものもあります。

<株価>2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
TOPIX 2,200 ~ 2,550
日経平均株価 30,500 ~ 36,000
S&P500 4,100 ~ 4,850
香港ハンセン指数 15,500 ~ 18,000

<為替> 2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
米ドル/円 130 ~ 150
ユーロ/円 140 ~ 165
ポンド/円 165 ~ 195
豪ドル/円 85 ~ 100

2024年上半期 金融市場の天気図


 

野村アセットファンド一覧

アライアンス・バーンスタイン

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日本はリフレ環境が定着しつつ、企業においてはROE、PBR改善がみられ、かつ設備投資への期待から2024年は日本株の更なる高みに期待しています。米国はインフレ低下から金利低下が期待されるものの、景気減速が続く中で企業利益の伸びに難ありとみています。株式やクレジットにおいては全体的なバリュエーションの高さもあり伸び悩みがあることも。欧州は、株式に関してバリュエーションは魅力的なものの、景気低迷への懸念が強く、上値は重い展開かと見通しています。一方、インフレは日米より高位に張り付く可能性があり、金利低下も限定的になる予測です。中国本土は政府による景気支援やソブリンファンドの株式買い支えなどもあり値持ちするとみられています。一方、米中間での地政学リスクはさらに先鋭化し、香港ハンセンは外国人投資家のアウトフローが続き、軟調な展開が続く可能性があります。インドは、引き続き高い経済成長を遂げるものの、株式市場など十分なバリュエーションで様子見です。その他、新興国では韓国、メキシコ、ブラジルなどが相対的に魅力度が高いとみています。

<株価>2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
TOPIX 2,000 ~ 2,600
日経平均株価 28,000 ~ 35,000
S&P500 4,000 ~ 4,800
香港ハンセン指数 12,000 ~ 20,000

<為替> 2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
米ドル/円 125 ~ 145
ユーロ/円 135 ~ 150
ポンド/円 160 ~ 190
豪ドル/円 80 ~ 100

2024年上半期 金融市場の天気図


 

アライアンスファンド一覧

日興アセットマネジメント

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相対的に魅力度の高いアセットクラスは日本株です。コロナ禍からの出遅れもあり、これから本格的に人手不足による賃金上昇を享受すると想定します。特に賃金上昇を確認する3月から4月ごろに変化を予想します。円高を想定しているので、外貨建ての円投資は相対的に良くないとみています。

<株価>2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
TOPIX 2,390 ~ 2,470
日経平均株価 33,700 ~ 36,300
S&P500 未予測
香港ハンセン指数 17,632 ~ 18,471

<為替> 2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
米ドル/円 138 〜 140
ユーロ/円 未予測
ポンド/円 未予測
豪ドル 未予測

2024年上半期 金融市場の天気図


 

日興アセットファンド一覧

アセットマネジメントOne

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2024年、相対的に魅力度の高いアセットは日本株です。
金融政策正常化に伴う円高リスクはあるものの、企業の資本効率改善、国内景気回復を背景に上昇を予想しています。

<株価>2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
TOPIX 2,300 ~ 2,600
日経平均株価 32,000 ~ 35,500
S&P500 4,300 ~ 4,800
香港ハンセン指数 15,000 ~ 17,000

<為替> 2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
米ドル/円 135 ~ 145
ユーロ/円 148 ~ 158
ポンド/円 173 ~ 185
豪ドル 92 ~ 97

2024年上半期 金融市場の天気図


 

アセットマネジメントOneファンド一覧

三菱UFJアセットマネジメント

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世界的なインフレ沈静化や2023年終盤の金利低下の効果もあり、2024年前半は、底堅い内需を背景に株式市場の下値は固いものの、米欧利下げ転換を前提とした金融相場再来への期待と景気減速懸念との綱引きで上値の重い展開を想定しています。リスク要因は、①マーケットが想定する「緩やかな景気減速下の予防的利下げ」とならない可能性(景気が想定以上に強く利下げ見送り、または景気が失速し危機対応型利下げに変化)、②米大統領選を控えた米内政混乱、③中国経済腰折れ、④1月台湾総統選後の米中関係緊迫化、⑤欧州での財政規律や6月欧州議会選挙を巡る足並みの乱れ、であると考えます。

<株価>2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
TOPIX 2,150 ~ 2,450
日経平均株価 30,000 ~ 34,000
S&P500 4,200 ~ 4,700
香港ハンセン指数 14,000 ~ 17,500

<為替> 2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
米ドル/円 140 ~ 147
ユーロ/円 150 ~ 158
ポンド/円 176 ~ 184
豪ドル/円 92 ~ 98

2024年上半期 金融市場の天気図


 

三菱UFJアセットマネジメントファンド一覧

三井住友DSアセットマネジメント

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2024年6月末までの相対的に魅力度の高いアセットは株式全般です。
日本株は企業の資本効率改善の動きが続き、割安で稼ぐ力のある銘柄が選好されるとみています。米国株は利上げ局面が終了し、ハイテクなど成長株の復調が続くと予想しています。欧州株と中国を除くアジア株は、バリュエーション調整がかなり進み、利益予想は改善していることから、反発余地は整いつつあると考えます。
米国債とドイツ国債も、FRBとECBによる利上げは終了したとみられ、利回り水準を踏まえると、投資先としてはかなり魅力的のように思われます。日本国債は、日銀による異次元緩和の修正が予想され、利回りに上昇圧力が生じることも想定されます。

2024年6月末までの経済見通しとリスク要因として、米国経済が予想外のペースで減速すること。また、中国景気の低迷が一段と深まり、長期化することがあげられます。その他、パレスチナ問題が悪化し、産油国など周辺国を巻き込んだ紛争に発展することも影響をあたえるリスクであるとみなしています。

<株価>2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
TOPIX 2,520 ~ 3,130
日経平均株価 35,500 ~ 44,400
S&P500 4,000 ~ 5,000

<為替> 2024年6月末までの想定

  安値 ~ 高値
米ドル/円 139 ~ 159
ユーロ/円 143 ~ 180
ポンド/円 172 ~ 197
豪ドル/円 90 ~ 103

2024年上半期 金融市場の天気図


 

三井住友DSアセットファンド一覧

掲載の情報は執筆者が執筆時点(2023年12月上旬)の経済その他の状況ならびに見解を踏まえて作成したものです。また、情報提供を目的としたものであり、お客様の特定の投資方針や相場観等を推奨するものではありません。執筆時点の信頼できると思われる情報に基づいて執筆者が作成しておりますが、情報の正確性、完全性が保証されているものではありません。ご投資にあたっては、お客様ご自身の責任と判断で行っていただきますようお願いいたします。

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本情報は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更または削除されることがございます。本情報に含まれる過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。

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