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4.リスクの分散

投資信託は多くの種類がありファンドによってリスクとリターンの大きさはさまざまです。
少しでも多くのリターンを得たいけれども、できるだけリスクは取りたくない、という場合に有効な手段が「分散投資」です。
ただ複数本の銘柄に分けるのではなく、異なる値動きをする銘柄を組み合わせることで、全体としてのリスクを抑えた分散投資が可能になります。

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銘柄選びの際は、投資対象資産、投資対象地域、値動きの異なる銘柄の組み合わせがどうか、を検討しましょう。
その他、分配金を受け取りたいのか、再投資がいいのか、なども銘柄選びのポイントです。海外資産に投資する場合は為替変動の影響がある点も注意が必要です。

リスクを軽減させるために一般的にとられる方法は3つあります。

方法1:資産の分散

資金を一つの金融商品にまとめて投資せず、値動きの異なるさまざまな種類の資産に分散して投資すれば、リスクを分散し、安定性が増します。 
国内外の株式・債券のほかに値動きの異なるREIT(不動産投信)やコモディティ等、投資対象が異なるファンドをいくつか保有することで複数の資産に分散して投資することが可能になります。 
また、1つのファンドの中で、複数の資産に対して投資を行う「バランス」型のファンドもあります。

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複数の資産に分散するとリスクの低減やリターンの改善も期待できます。

方法2:時間の分散 積立の活用

一度にまとめて投資するのではなく、何回かに分けて、時間をずらして投資したり、一定額を定期的に積み立てる等の方法で購入時期を分散させることによってリスクを小さくすることができます。 価格が上下する投資信託はいつが投資のタイミングがとらえるのは困難です。一定金額ずつ定期的に購入することで、購入価額の平均を引き下げることを目指す「ドルコスト平均法」という方法を利用するのも1つの方法です。

ドルコスト平均法とは、長期にわたって定期的に、一定金額で同一の商品を買い付けていく方法で、基準価額が高い時は購入口数が少なくなりますが、基準価額が低い時には購入口数が多くなり、結果として平均買付価額が割安になるという方法です。 同じタイミングで一括投資した場合、価額が購入時の水準以上に値上がりしないとプラスにはなりませんが、積立投資の場合は平均購入単価が下がったため、ある一定の水準まで値上がりすると利益が出やすくなります。
長い時間をかけてこつこつと資産形成をしたい、という場合に向いている投資方法です。

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・ドル・コスト平均法は将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。ファンドの価額が長期にわたって下降トレンドをたどる等の局面によって投資成果が期待できない場合があります。
・上記は定量購入と定額購入の一例であり、実際の値動き等を示すものではありません。口数の計算では少数第1位を切り上げ、平均購入単価の計算では少数第1位を四捨五入して算出しています。また、計算過程において税金・手数料等は考慮しておりません。実際の算出とは異なります。

方法3:長期保有

市場は短期間でみると一時的要因で大きく変動することがありますが、長期間でみると、この変化が小さくなる傾向があります。投資対象国・地域(通貨)を分散し且つ投資期間の多様化をはかりながら、長期保有することで全体のリスクを軽減します。

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上記はイメージ図であり一般的なリスクリターンの傾向を元に作成しております。実際のリスクリターン値とは異なります。

投資信託は預貯金のように確定した利率でまっすぐ総額が増えていく商品ではありません。運用中には避けられない価額変動のストレスには、長期の視点でじっくりかまえて運用を続けることが大切です。

一つの銘柄や業種が想定外の大きなリスクに直面したり、トラブルに巻き込まれたときに、分散投資をしていた場合は致命的な資産の目減りから回避できる可能性が高まります。
分散しながら長く保有すると、結果的にリスクが軽減され安定した投資効果が期待できるのです。

1.資産運用の目的

将来への不安要素を減らすために資産を増やす方法を検討しましょう。

2.運用向けのお金

資産運用のお金はどこから捻出するのか考えてみましょう。

3.金融商品の特徴

リスクとリターンの関係を理解しましょう。

4.リスクの分散

少しでも多くのリターンを得たいけれども、できるだけリスクは取りたくない、という場合に有効な手段について考えましょう。

5.運用期間中に大切なこと

資産運用開始後は定期的に運用状況を見直すことが大切です。

投資信託のお取引に関するご注意事項

投資信託は価格の変動等により損失が生じる恐れがあります。投資の判断はお客様自身の責任においてなさいますようお願いいたします。ご案内している個別の投資信託の中には、お客様の投資経験や、金融商品に関する知識、余裕資金の保有状況といったリスク許容度に対してリスクの高い商品が含まれていることがあります。実際の商品選択は、こうしたお客様のリスク許容度と照らし合わせてご検討くださいますようお願いいたします。

リスクについて

投資信託は株式、公社債等の値動きのある証券(外国証券には為替リスクもあります)に投資しますので、基準価額は変動し、したがって投資元本および利息の保証はありません。よって、保有期間中もしくは解約又は売却時の投資信託の価額は、ご購入時の価額を下回ることもあります。こうした運用の損益はすべて投資信託をご購入のお客様に帰属します。また、運用状況によって収益分配金の支払額は変動することがあり、あるいは支払われない場合があります。投資信託は、預金又は保険契約ではないため、預金保険および保険契約者保護機構の保護の対象にはなりません。詳細は投資信託説明書(交付目論見書)の「投資リスク」をご確認ください。目論見書の入手方法についてはフィデリティ証券にお問い合わせください。

手数料等について

投資信託のお取引では、以下の費用をご負担いただきます(税込)。詳細は投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。また、費用等の合計額については、投資信託の保有期間等に応じて異なりますので表示することができません。

購入時手数料は無料です。
換金時に直接ご負担いただく費用:信託財産留保額(換金時の基準価額に対して最大0.5%)
保有期間中に間接的にご負担いただく費用:運用管理費用(信託報酬)(信託財産の純資産総額に対して最大年率2.585%。但し、純資産総額が減少した場合、実質的にこれを上回ることがあります。)

収益分配金に関するご注意事項

投資信託における分配金は預貯金の利息とは異なり、運用状況によっては分配金額が変わったり支払われない場合もあります。したがって、分配金支払いの実績についての記述は、あくまで過去の実績に関するものであり、将来の運用成果等を保証もしくは示唆するものではありません。分配金は計算期間中に発生した収益を超えて支払われる場合があります。その場合、決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。投資者のファンドの購入価額によっては、ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さい場合もあるため、分配金の一部又は全てが、実質的に元本の一部払戻しに相当する場合があります。 詳しくはこちらをご覧ください。

通貨選択型の投資信託に関するご注意事項

通貨選択型の投資信託は、株式や債券等といった投資対象資産に加えて、為替取引の対象となる円以外の通貨も選択することができるよう設計された投資信託です。通貨選択型の投資信託の収益源としては、投資対象資産の価格の上昇、為替取引によるプレミアム(金利差相当分の収益)、為替差益が挙げられます。一方で、投資対象資産の価格の下落、為替取引によるコスト(金利差相当分の費用)、為替差損により損失やコストが発生する場合があります。 詳しくはこちらをご覧ください。

レバレッジ型・インバース型(ブル・ベア)の投資信託に関するご注意事項

レバレッジ型、インバース型の投資信託の価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。
上記の理由から、レバレッジ型、インバース型の投資信託は、中長期間的な投資の目的に適合しない場合があります。
レバレッジ型、インバース型の投資信託は、投資対象物や投資手法により銘柄固有のリスクが存在する場合があります。