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「資産運用」は“投資”や“投機”とは違う?

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「資産運用」と聞くと「投機」や「投資」との違いがよく分からなくなる人が多いかもしれません。特に「投資」という単語は広く使われ、マネー雑誌などを見ても資産運用と投資が同じニュアンスで語られている印象が強いです。しかし、我々は資産運用と投資は全く違うものだと考えています。具体的に説明します。

資産運用、投機、投資の違いとは?

まず、資産運用とは何か、を確認しましょう。「資産運用とは何か? 欠かせないアドバイザーの存在」では、以下の5つのプロセスでお金を増やすことが資産運用であると紹介しました。

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一方で、投資は、例えば「株式投資」であれば企業と密接に結びついています。企業の成長のために資金を「投じる」ことが株式投資です。投資家は、資金が新規事業の創出や設備投資などに使われ長期的な企業価値の増大につながることを期待します。長期的な視点に立つ点では同じですが、ゴールの設定から到達までの一連のプロセスを前提にお金を運用する資産運用とは、目的が大きく違います。

投機は値動きに着目した売買手法です。「安く買って高く売る(高く売って安く買い戻す)」という行動を短期間で繰り返し、儲けを積み上げます。ゴールを設定して到達するまでのプロセスをしっかりと踏んだり、長期的な企業価値の増大を見込んだりといった、時間軸が長い行動はとりません。投資よりも、資産運用からさらに遠くにあります。

資産運用 株式投資 投機
ゴールを実現するために、いくつものステップを踏んで資産を形成したり防衛したりする行為 新規事業の創出や設備投資などを通じた企業価値の増大を目的に、資金を投じる行為 価格変動に注目し、安く買って高く売るなどを繰り返し、儲けを積み上げる行為
長期的 長期的 短期的

資産運用、投資、投機の違い(フィデリティ証券が作成)

投機や投資は自分でコントロールできない

証券会社としてお客様と接していると「何が儲かるの?」「いつ買えば(売れば)いいの?」といった質問が多いことは確かです。何十年も先を見据えた「資産運用」をするための適切な相談相手がいなかったり、短期的に思うような結果が出なかったりする場合も多く、それならば、と1日後、1カ月後に儲かる手段を選びたくなる気持ちは、十分に理解できます。

しかし、1日後、1カ月後に儲かる商品というのは、裏を返せば2日後、2カ月後に損をする可能性も高いといえます。金融資産・金融商品には値動きがあるためです。たくさんのプレーヤーが日々、それぞれの思惑で売買をしており、短期的であるほど値動きの理由を合理的に説明するのが難しくなります。

では、株式投資はどうでしょうか。企業価値と利益成長は表裏一体で、「毎年10%ずつ利益成長が続くと10年後の企業価値はこのぐらいになる」という予測は、ある程度できます。しかし、あくまで予測。実際にどうなるかは、10年後になってみないと分かりません。事業環境をコントロールすることは、誰にもできないためです。

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アドバイザーの存在意義はコントロールできること、すべきことの明確化

フィデリティ証券の「ザ・ハイブリッド」が考えるアドバイスは、短期的な株価の値動きや企業の将来性など「不確実性が極めて高く、コントロールできないこと」にアドバイスするものではありません。できるのは、人生のゴールをどう設定し、そこに向けて何をすべきか、そしてどう軌道修正していくか、という「お客様自身のこと」に対して、です。

こうした「コントロールできること、コントロールすべきこと」を明確化できることが我々の強みであると同時に、アドバイザーの本質的な存在意義であり、お客様にとって最も大切なことでもあると考えています。

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欠かせないアドバイザーの存在

「ザ・ハイブリッド」に関する重要事項

投資一任契約及び投資顧問契約のリスク等について

「ザ・ハイブリッド」は、お客様とフィデリティ投信の間に締結される投資一任契約に基づき投資信託を対象とした運用を行う取引です。投資一任契約とは、当事者の一方が相手方から、金融商品の価値等の分析に基づく投資判断の全部または一部を一任されるとともに、当該投資判断に基づき当該相手方のための投資を行なうのに必要な権限を委任されることを内容とする契約です。

フィデリティ証券は、投資一任契約締結の代理業務をフィデリティ投信から委託され、投資一任契約に係る内容説明等を行います。フィデリティ証券は、代理業務に係る報酬をフィデリティ投信から受け取りますが、お客様から直接報酬をいただくことはありません。

「ザ・ハイブリッド アドバイス担当者付きコース」は、お客様とフィデリティ投信の間に締結される投資一任契約に関して、お客様とフィデリティ証券の間に締結される投資顧問契約に基づき投資信託を対象とした助言を行うものです。

フィデリティ証券、フィデリティ投信はともに、フィデリティ・ジャパン・ホールディングスの子会社となります。

投資対象となる投資信託は、預金または保険契約でないため、預金保険および保険契約者保護機構の保護の対象にはなりません。投資信託は、金融機関の預貯金と異なり、元本および利息の保証はありません。投資対象となる投資信託等は、国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象とし投資元本が保証されていないため、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等により投資一単位当たりの価値が変動します。従って当初投資した元本を下回ることもあります。又、投資信託等は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますが、主なリスクとしては、価格変動リスク、信用リスク、流動性リスク、為替変動リスク等があります。そのため、運用成績は投資対象となる投資信託の値動き等の影響により上下するため、これにより元本損失が生じることがあります。

手数料等の諸費用について

投資一任契約におけるお客様の実質的なご負担は、投資対象となる投資信託に係る間接的にご負担いただく手数料・費用等のみとなります。お客様のフィデリティ証券口座から直接徴収される費用(ファンドラップ管理手数料など)はございません。投資一任口座の口座開設・維持に関する費用はかかりません。

「ザ・ハイブリッド アドバイス担当者付きコース」の投資顧問契約に基づく投資顧問報酬は、お客様が別途フィデリティ投信と締結する投資一任契約に係る契約資産の月の平均残高に0.55%(税込)を乗じた金額の1ヵ月相当額をいただきます(ただし、2023年7月分の投資顧問報酬より本投資一任契約に係る契約資産の月間平均残高のうち1000万円超の部分にかかる投資顧問報酬についてはいただきません)。なお、1ヵ月に満たない期間に係る投資顧問報酬の額は、営業日数により算出するものとします。投資顧問契約が終了した場合には、投資顧問契約が終了した日の属する月の投資顧問報酬はいただきません。

「ザ・ハイブリッド」の投資対象となる投資信託については、申込手数料、解約手数料、信託財産留保額はかかりません。

投資信託への投資に当たっては、以下の費用が発生いたします。

  • 投資信託の保有期間中にかかる費用・・・信託報酬 上限 1.237%(消費税等相当額抜き1.2%)
  • その他費用・・・上記以外に組み入れ資産の売買手数料、外貨資産の保管費用等がかかる場合がありますが、相場動向、保有期間等により変動いたしますので、その上限額等は表示できません。

【注】上記に記載した費用の合計額につきましては、組入れる投資信託、保有期間等に応じて異なりますので表示することができません。また、各費用の上限については、現在、投資一任口座に投資信託を組入れている場合の最大料率を記載しておりますが、当資料作成以降において変更となる場合があります。

「ザ・ハイブリッド」のご契約の際には、フィデリティ証券より交付する「契約締結前交付書面」等の内容を十分ご確認ください。

会社概要

フィデリティ証券株式会社
金融商品取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第152号
加入協会:日本証券業協会
一般社団法人 日本投資顧問業協会

フィデリティ投信株式会社
金融商品取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第388号
加入協会:一般社団法人 投資信託協会
一般社団法人 日本投資顧問業協会