オンライン詐欺から身を守る方法
フィッシングとは電子メールを介して、金銭的な目的での個人情報収集やマルウェアに感染させようとする試みです。ヴィッシングとは電話を用いた同様な試みを表し、比較的新しい用語です。
簡単に見分けられるフィッシングやヴィッシング攻撃もありますが、見分けが難しいものもあります。完全に見分ける方法はあいにくありませんが、警戒すべき点を知る事から始めるのはいかがでしょうか。
フィデリティを騙る電子メールや電話を受けた場合、カスタマー・サービス(0120-405-606 平日8:30~17:00)までご連絡ください。
オンライン詐欺から身を守るための重要なヒント
投資機会について突然の電話や身元が不明なメールを受け取った場合
詐欺師は実在する従業員の名前を使うなど金融機関になりすまして、存在しない投資のために金銭を送るようにお客様を説得しようとします。この様な会社はクローン会社と呼ばれていて、お客様の信頼を獲得するための労力を惜しみません。非現実的な投資収益を約束し、すぐに行動しなければ投資機会を見逃すことを強調する高圧的なセールスを行います。また、投資機会を失わないためにも誰にも話さない事をすすめたりもします。フィデリティでは投資機会を提供するための突然の電話や電子メールの送信をする事はありません。
電子メールに疑わしいリンクがある
フィッシングメールの中に微妙に本物のサイトと違うリンクが含まれている事があります。疑わしいリンクの上にマウスを移動して、実際のリンクを表示できます。表示されたリンクを調べて、疑わしい場合はクリックしないでください。
メールのつづりや文法の誤りがある
通常の組織では文章内の誤字や文法の間違いが無いように注意しています。綴りが間違っている質の悪いメールを受け取った場合、当社が正式に発信したメールではない可能性があります。すべてのフィッシングメールにこの種の間違いが含まれているわけではないため、これだけに基づいて判断を下さないでください。
個人情報やパスワードについて聞かれる
普通の企業であれば電子メールや電話でパスワードやログインの詳細を確認することは決してありません。同様に、ログイン情報を要求するWebサイトに移動するリンクをクリックする様に求める事もありません。疑わしい場合は会社の公式Webサイト、または連絡先情報を検索し、連絡して確認してください。
予期しない電子メールや電話
買った覚えのない宝くじが突然当たったり、金融機関が以前あなたが送ったExcelのファイルを「返信」してきた場合、これらはフィッシングの試みかもしれません。添付ファイルには注意して下さい。コンピュータに有害なマルウェアが仕組まれている可能性があります。
今すぐ行動しないと手遅れになる
ソーシャルエンジニアリング(機密情報を引き出すための心理操作)は詐欺師が被害者に使う常套手段です。今すぐ返信しないとお金を失う、口座へのアクセスが遮断される、情報が漏洩したのでアカウントを削除する必要があるなど、お客様をパニックに陥らせ、正常な判断をさせないように仕組まれています。一旦冷静になり、時間をかけて調べてください。
何かがおかしい
詐欺師は常に新しい方法を考えており、すべてのオンライン詐欺や電話での詐欺を予測する事はできません。詐欺に対する防衛策としては、「常識」が役に立ちます。自分の直感を信じ、何かがおかしいと思ったらさらに詳しく調べる事をおすすめします。