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2020年世界経済見通し 金融専門家の展望

2020年の世界経済は減速から加速を迎えるのか、どのようなイベントによる転換が見込まれるのか、約1年間の見通しを運用会社6社の金融専門家にヒアリングした結果をご紹介します。各市場を多面的に捉えたマーケット展望をどうぞご参考ください。

米国大統領選挙などで変動は高まるが、好調な企業業績が相場を支えると期待

フィデリティ投信株式会社 シニア・プロダクト・ストラテジスト 青木 康 氏

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世界景気の中心である米国は賃金上昇を背景に拡大基調が継続し、中国景気も政府の景気刺激策の通年寄与が期待されることから改善が見込まれます。欧州も年後半は中国景気の回復を受けて安定化が予想されます。企業業績はほぼ横ばいの2019年から増益に転じると期待され、引き続き株式が債券に対して優位な展開を想定します。ただし株式相場は長期的な上昇を経て成熟していることや、米大統領選挙や米中関係などの政治リスクが不透明材料として懸念されることから、相場変動はさらに高まるものと思われます。
引き続き各国中銀の政策動向やブレグジットを巡る動きについてもウォッチしていきますが、最も市場に影響を与えうるイベントとして米大統領選挙の動向に注目しています。

グローバル金融市場は比較的安定した推移とみる

大和証券投資信託委託株式会社 調査部長 長野 吉納 氏

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  • 2020年末の日経平均株価(予想)
    24,000~25,000円
  • 2020年末のNYダウ(予想)
    27,000~28,000ドル
  • 2020年末のドル円相場(予想)
    100~110円
  • 2020年、相対的に魅力度の高い国や地域、資産は?
    世界経済全体は2019年の減速傾向が2020年は一服するとみており、先進国の金融政策は据え置きが続くと想定しています。その結果、金融市場は比較的安定した推移が続くと考えており、ミドルリスク・ミドルリターンの先進国リートや、一部の新興国債券などの魅力度が高いと考えています。
  • 特に注目されている2020年の政治イベント、経済予定は?
    米国大統領選挙に関しては、トランプ大統領が勝つにしろ、民主党候補者が勝つにしろ、選挙後の政策が選挙前の政策から大きく変化する可能性がある点に留意する必要があると思われます。それ以外では、台湾総統選挙、韓国国会議員選挙、香港立法会議員選挙など、日本周辺での政治イベントに注目しています。

2020年上半期金融市場天気図

各国の金融政策はおおむね横ばいとみる

日興アセットマネジメント株式会社 チーフ・ストラテジスト 神山 直樹 氏

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  • 2020年末の日経平均株価(予想)
    26,500円以上
  • 2020年末のNYダウ(予想)
    30,000ドル以上
  • 2020年末のドル円相場(予想)
    110~120円
  • 2020年、相対的に魅力度の高い国や地域、資産は?
    日本や欧州の株式
  • 特に注目されている2020年の政治イベント、経済予定は?
    米大統領選については、民主党勝利の可能性が高まるほど不確実性から市場がいらだつ可能性があるが、政策が出揃えば、いずれにせよ現状と大きく変わらないとの評価に戻るだろう。

2020年上半期金融市場天気図

相対的に高利回りの新興国債券に注目

三菱UFJ国際投信株式会社 戦略運用部 経済調査室 シニアエコノミスト 永峯 暢之 氏

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  • 2020年末の日経平均株価(予想)
    23,000~24,000円以上
  • 2020年末のNYダウ(予想)
    27,000~28,000ドル以上
  • 2020年末のドル円相場(予想)
    100~110円
  • 2020年、相対的に魅力度の高い国や地域、資産は?
    新興国債券の債券に注目しています。
    債券ではグローバルに進んだ低金利環境、また株式では割高感への警戒感から、2020年は難しい投資環境にあるとみられます。そのなかで相対的に高い利回りの新興国債券には、個別国ではリスクがあるものの、利回りを求める投資家から選好されやすいと考えています。
    新興国債券には大きく分けて米ドル建てと現地通貨建ての2種類ありますが、為替リスクが限定的で、国の分散も高い米ドル建ての新興国債券のほうが、リスクが抑えられて魅力的とみています。
  • 特に注目されている2020年の政治イベント、経済予定は?
    5Gの本格スタートです。日本ではオリンピック時に商用5Gの本格スタート、携帯会社ではいよいよアップルが5G対応のiPhoneを発表するとみられています。2019年後半に半導体関連株は上昇しましたが、2020年も5Gに関連したニュースよりテック企業(テクノロジー企業)が市場の注目を引き続き集めるとみています。
    新興国市場では、南アフリカの格下げリスクを警戒しています。12月23日現在では、大手格付け機関ではMoody’sが投資適格級にしているのみで、2020年2月に公表される南アフリカの政府予算で財政悪化懸念が解消されなければ、格下げされ、主要債券指数から除外される懸念があります。また新興国債券の指数では、現地通貨建てで約9.2%、米ドル建てで約2.5%と南アフリカのウェイトは高めです。市場は格下げをある程度、織り込んでいるともみられますが、その他市場への波及など、警戒が必要です。

2020年上半期金融市場天気図

日本株の魅力は相対的に高い

アセットマネジメントOne株式会社 運用本部 調査グループ ストラテジスト 清水 毅 氏

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  • 2020年末の日経平均株価(予想)
    24,000~25,000円
  • 2020年末のNYダウ(予想)
    29,000~30,000ドル
  • 2020年末のドル円相場(予想)
    110~112円
  • 2020年、相対的に魅力度の高い国や地域、資産は?
    日本の株式
  • 特に注目されている2020年の政治イベント、経済予定は?
    米大統領選における候補者の公約
    日本の衆議院解散の有無

2020年上半期金融市場天気図

相対的に高利回りの新興国債券に注目

HSBC投信株式会社 シニア・マーケット・スペシャリスト 久世ベルト 素子 氏

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  • 2020年、相対的に魅力度の高い国や地域、資産は?
    2019年は、経済・政治の両面において、不確実性への懸念が大きく高まりました。2020年も、不確実性の時代が続く見通しですが、基本シナリオでは、緩やかな経済成長、低水準のインフレ、緩和的な金融政策が市場を支え、まだ、多くの投資機会が残されていると考えます。
    2019年の初めは不確実性の高まりから、安全資産に注目が集まっていましたが、年間を通してみると、すべての資産クラスでプラスのリターンとなり、特に、リスク資産である株式が堅調でした。つまり、不確実性の時代でも、自動的に慎重な投資戦略を取るのではなく、「各国の政策に支えられ、世界経済は回復していく」という、基本シナリオから考えれば、2020年も株式や新興国資産などのリスク資産重視の投資戦略を継続すべきと考えます。
    また、株式、債券などの伝統的な資産クラスだけでなく、不動産、コモディティ、インフラ等、様々な資産クラスを組み合わせることも重要です。
  • 特に注目されている2020年の政治イベント、経済予定は?
    過去の米大統領選挙を振り返れば、どの政党・候補者が最終的に勝利するにせよ、当初の懸念や期待を払い落としながら相場は動くため、現段階で選挙の結果を不安視するよりも、2020会計年度の米連邦予算案に注目します。米大統領選挙に先立ち、さらなる景気刺激策が提示されるかどうかがポイントになりますが、米国の財政赤字(2018年10月~2019年10月)は6年ぶりに1兆米ドルを超えました。
    また、各国の中央銀行の動向にも注視する必要があると考えます。物価上昇圧力が低い中、目標水準内で安定的に推移するインフレ率は、中央銀行に緩和余地をもたらします。しかしながら、2019年に緩和へとすでに舵をきってきたため、その余地も限定的であることから、政策の焦点は、金融から財政へと移ることが見込まれます。こうした中、投資サイクルが下向く可能性は限定的ですが、リターンが上振れする可能性も限られると考えます。

2020年上半期金融市場天気図

掲載の情報は執筆者が執筆時点(2019年12月中旬)の経済その他の状況ならびに見解を踏まえて作成したものです。また、情報提供を目的としたものであり、お客様の特定の投資方針や相場観等を推奨するものではありません。執筆時点の信頼できると思われる情報に基づいて執筆者が作成しておりますが、情報の正確性、完全性が保証されているものではありません。ご投資にあたっては、お客様ご自身の責任と判断で行っていただきますようお願いいたします。

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